SKYNovel発表🎋
新ノベルゲームエンジン「SKYNovel」を発表します。

・そのプレゼン資料
(記事後半に概要説明があります)
・動くサンプル、「何ができるのか」という技術サンプルのギャラリーはこちら。
(記事トップのサムネはこれです)
本日はAIRNovel公開9周年🎋でもありますが、いずれはSKYNovelが置き換えていくでしょう。
様々なノウハウは、引き継がれていきます。
実は結構初期にHTML5・JavaScriptも試していたのですが、まだまだ発展途上の技術でした。
【ブラウザ毎の互換性対応が大変】という点も、チョイチョイありますが……。
アプリ版なら実行環境がほぼ共通です。
・プレゼン資料(サムネで解説)

【発表内容】
新ノベルゲームエンジン「SKYNovel」発表!
1.なんやこれ、概要
2.できること、乗り換えるメリット
3.はじめかた、開発環境

【1a.なんやこれ、概要】
・ビジュアルノベルゲームを制作するツール。
・WebGL(PixiJS v4)を基幹技術とし、GPUで高速表示。
スマホでもサクサク動きます。
→FlashソックリのAPI、AIRNovelからスムースに移植。
→RPGツクールMVでも使用された実績あるライブラリ。
・文法は吉里吉里KAG3・AIRNovel系。
使い慣れた人ならすんなり始められます。

【1b.なんやこれ、概要】
・ゲームをWin/Mac/Linux/iOS/Androidアプリ化できます。
・Chrome/Safariブラウザ(PC・モバイル)でも動作確認。
→その他ブラウザも程々にサポート。
・オープンソース、MITライセンス。Githubで公開予定。

【2.できること、乗り換えるメリット】
【2a.アニメpngを簡単に作れる】
・例えば、横5個x縦1個の連続パラパラアニメ画像を用意します。
→こういう画像を作る方法やツールは色々あります。割愛。
→ここではサークルTORaIKI さん公開のフリーエフェクト素材をお借りしました。

【2a.アニメpngを簡単に作れる】
・ファイル名を変更。
変更前「tor_突撃.png」
後「tor_突撃.5x1.png」
・エンジン起動すると自動でスプライトシートjson自動生成。
・[add_lay layer=0 class=grp]
[lay layer=0 fn=tor_突撃]でアニメ表示。
・目パチやクリック待ちマークもこれで簡単に作れます。

2b.その他AIRNovelには無かった機能】
・静止画像とアニメpngと動画を同じように扱えるので、全てひとつの立ち絵に重ねて表示することもできます。
・アニメや動画を動かしたまま[trans]できます……

【2b.その他AIRNovelには無かった機能】
・テキスト表示&消去時にアニメーション&フィルタ適用。
→さっきからやってますね。
・素材画像無しで手軽なテキストボタン[button text=]
・画面を揺らす[quake]、
・トゥイーンアニメ[はよく使うので内蔵にしました。
・その他なにができるのか、動くサンプルを公開。ご自身のスマホやPCで動きます。

【2c.使用可能なファイルフォーマット】
基本的にブラウザなど実行環境に依存します。
アプリならBlink(Electron)がサポートする形式、
スマホならPhoneGap (Cordova)。
・フォントは「woff2,otf,ttf」、Webフォントも使用可です。
・静止画像ファイルは「png,jpegなど」
・アニメpng(スプライトシート)
・動画ファイルは「mp4など」
→AIRNovelでいうムービーレイヤは消滅、全て画像レイヤで表示。
・音声ファイルは「mp3,m4a,oggなど」

【2d.エンジンを乗り換えるメリット】
──他の「JavaScript系エンジン」との違いは?
・WebGLを使用しないものは、SKYNovelのほうが圧倒的に速くて処理が軽いです。
→広い画面解像度や、スマホで顕著に差が出ます。
・GUIのドラッグ&ドロップで開発、初心者は手軽ですが……。
→本格的な開発ではだんだん面倒に。
→ただとっつきやすいので、順次、SKYNovelでも提供予定。
・ラノゲツクールMVはダウンロード版 6,980円[税込]……。

【2d.エンジンを乗り換えるメリット】
──SKYNovelは?
・WebGLを使用、全てをGPU(ハードウェア)により描画。
・吉里吉里KAG3的なプロ向け作り込みもカバー。
→スクリプトをテキストエディタでガシガシ書けます。
・将来性ある技術(TypeScript・WebGL)と完成度が高い開発環境(VSCode・npm・GitHub)で開発しています。
→Appleが「OpenGL非推奨」を発表したが、WebGPU策定と普及はまだまだ先。
・開発者の経験値、実績
→発表から9年(2009.7.7〜)改善や機能追加を続けた
AIRNovel の知見を活かしてます。
→開発者自身15年来のノベルゲーム作家(2003.12.31〜)
であり、ユーザー視点で開発しています。

【3a.はじめかた、開発環境】
・Visual Studio Code(以後VSCode)+Node.jsで、
環境設定と開発が完結。
→Microsoft社製の軽量/高速な高機能開発エディター。
→高機能だが本質はテキストエディタなので、Unityほど難しくない。
→Windows、Linux、macOS上で動作。
→月一レベルの頻繁な更新と機能追加。窓の杜でも更新が紹介。
→フリーウェア。
・ブラウザで実行確認。(最終成果物がアプリの場合でも)
・スクリプトはテキストファイル(*.sn)。お好みのエディタで編集可。

【3b.はじめかた、開発環境】
・ヴィジュアルな開発機能は、「VSCodeの拡張機能」として提供していく予定。
まずはスクリプトのシンタックスカラー?
・ツールはVSCode(とNode.js)だけなので、使い始めるのが簡単。

【技術的余談・AIRNovel時代との比較】
・ANBooks/ANEdit という開発ツールを自作・配布してた。
→ここにリソースを取られるのはつらかった……。
→SKYNovelでは凄まじく進化を遂げたツールにおんぶに抱っこ。バブー。
・JDKやAntなど多種多様なライブラリに依存していた。
→SKYNovelではパッケージ管理ツール npm(Node Package Manager)に一本化。
→SKYNovelではライブラリもほぼMITオープンソース。不具合がバージョンアップされなくても、最悪こちらで修正できる。

実は本日開催の【第37回 関西同人ゲーム制作者交流会(明覺寺会議室)】で発表&プレゼン予定だったのですが、大雨特別警報が発表中につき、不参加にしました。
被害に遭われた方々、お見舞い申し上げます。
・そのプレゼン資料
(記事後半に概要説明があります)
・動くサンプル、「何ができるのか」という技術サンプルのギャラリーはこちら。
(記事トップのサムネはこれです)
※いずれも、http://famibee.github.io/ 下に引っ越し予定です。
本日はAIRNovel公開9周年🎋でもありますが、いずれはSKYNovelが置き換えていくでしょう。
様々なノウハウは、引き継がれていきます。
実は結構初期にHTML5・JavaScriptも試していたのですが、まだまだ発展途上の技術でした。
実行環境も整いだし、そろそろ使い物になりそうなので、本腰を入れていこうと思います。(2010-07-08)電子演劇部 HTML5でノベルゲーム実験
【ブラウザ毎の互換性対応が大変】という点も、チョイチョイありますが……。
アプリ版なら実行環境がほぼ共通です。
・プレゼン資料(サムネで解説)

【発表内容】
新ノベルゲームエンジン「SKYNovel」発表!
1.なんやこれ、概要
2.できること、乗り換えるメリット
3.はじめかた、開発環境

【1a.なんやこれ、概要】
・ビジュアルノベルゲームを制作するツール。
・WebGL(PixiJS v4)を基幹技術とし、GPUで高速表示。
スマホでもサクサク動きます。
→FlashソックリのAPI、AIRNovelからスムースに移植。
→RPGツクールMVでも使用された実績あるライブラリ。
・文法は吉里吉里KAG3・AIRNovel系。
使い慣れた人ならすんなり始められます。

【1b.なんやこれ、概要】
・ゲームをWin/Mac/Linux/iOS/Androidアプリ化できます。
・Chrome/Safariブラウザ(PC・モバイル)でも動作確認。
→その他ブラウザも程々にサポート。
・オープンソース、MITライセンス。Githubで公開予定。

【2.できること、乗り換えるメリット】
【2a.アニメpngを簡単に作れる】
・例えば、横5個x縦1個の連続パラパラアニメ画像を用意します。
→こういう画像を作る方法やツールは色々あります。割愛。
→ここではサークルTORaIKI さん公開のフリーエフェクト素材をお借りしました。

【2a.アニメpngを簡単に作れる】
・ファイル名を変更。
変更前「tor_突撃.png」
後「tor_突撃.5x1.png」
・エンジン起動すると自動でスプライトシートjson自動生成。
・[add_lay layer=0 class=grp]
[lay layer=0 fn=tor_突撃]でアニメ表示。
・目パチやクリック待ちマークもこれで簡単に作れます。

2b.その他AIRNovelには無かった機能】
・静止画像とアニメpngと動画を同じように扱えるので、全てひとつの立ち絵に重ねて表示することもできます。
・アニメや動画を動かしたまま[trans]できます……

【2b.その他AIRNovelには無かった機能】
・テキスト表示&消去時にアニメーション&フィルタ適用。
→さっきからやってますね。
・素材画像無しで手軽なテキストボタン[button text=]
・画面を揺らす[quake]、
・トゥイーンアニメ[はよく使うので内蔵にしました。
・その他なにができるのか、動くサンプルを公開。ご自身のスマホやPCで動きます。

【2c.使用可能なファイルフォーマット】
基本的にブラウザなど実行環境に依存します。
アプリならBlink(Electron)がサポートする形式、
スマホならPhoneGap (Cordova)。
・フォントは「woff2,otf,ttf」、Webフォントも使用可です。
・静止画像ファイルは「png,jpegなど」
・アニメpng(スプライトシート)
・動画ファイルは「mp4など」
→AIRNovelでいうムービーレイヤは消滅、全て画像レイヤで表示。
・音声ファイルは「mp3,m4a,oggなど」

【2d.エンジンを乗り換えるメリット】
──他の「JavaScript系エンジン」との違いは?
・WebGLを使用しないものは、SKYNovelのほうが圧倒的に速くて処理が軽いです。
→広い画面解像度や、スマホで顕著に差が出ます。
・GUIのドラッグ&ドロップで開発、初心者は手軽ですが……。
→本格的な開発ではだんだん面倒に。
→ただとっつきやすいので、順次、SKYNovelでも提供予定。
・ラノゲツクールMVはダウンロード版 6,980円[税込]……。

【2d.エンジンを乗り換えるメリット】
──SKYNovelは?
・WebGLを使用、全てをGPU(ハードウェア)により描画。
・吉里吉里KAG3的なプロ向け作り込みもカバー。
→スクリプトをテキストエディタでガシガシ書けます。
・将来性ある技術(TypeScript・WebGL)と完成度が高い開発環境(VSCode・npm・GitHub)で開発しています。
→Appleが「OpenGL非推奨」を発表したが、WebGPU策定と普及はまだまだ先。
・開発者の経験値、実績
→発表から9年(2009.7.7〜)改善や機能追加を続けた
AIRNovel の知見を活かしてます。
→開発者自身15年来のノベルゲーム作家(2003.12.31〜)
であり、ユーザー視点で開発しています。

【3a.はじめかた、開発環境】
・Visual Studio Code(以後VSCode)+Node.jsで、
環境設定と開発が完結。
→Microsoft社製の軽量/高速な高機能開発エディター。
→高機能だが本質はテキストエディタなので、Unityほど難しくない。
→Windows、Linux、macOS上で動作。
→月一レベルの頻繁な更新と機能追加。窓の杜でも更新が紹介。
→フリーウェア。
・ブラウザで実行確認。(最終成果物がアプリの場合でも)
・スクリプトはテキストファイル(*.sn)。お好みのエディタで編集可。

【3b.はじめかた、開発環境】
・ヴィジュアルな開発機能は、「VSCodeの拡張機能」として提供していく予定。
まずはスクリプトのシンタックスカラー?
・ツールはVSCode(とNode.js)だけなので、使い始めるのが簡単。

【技術的余談・AIRNovel時代との比較】
・ANBooks/ANEdit という開発ツールを自作・配布してた。
→ここにリソースを取られるのはつらかった……。
→SKYNovelでは凄まじく進化を遂げたツールにおんぶに抱っこ。バブー。
・JDKやAntなど多種多様なライブラリに依存していた。
→SKYNovelではパッケージ管理ツール npm(Node Package Manager)に一本化。
→SKYNovelではライブラリもほぼMITオープンソース。不具合がバージョンアップされなくても、最悪こちらで修正できる。
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